地震から4日たって、今朝やっと水が出ました。 うちがどうだったかを、書いておきます。
28日 スーパーで揺れた
あの日はたまたま、仕事を早めに切り上げてました。 近所のスーパーで買い物をしてるときに、あの揺れが来ました。
揺れがおさまったあとも、カートを押して買い物を続けてるおじいちゃんがいて。 たぶん頭が追いついてなかったんだと思う。 商品を置いて、お年寄りを先に外に出して、それから自分も出て、家に帰りました。
帰ったら、家族が全員いた
下の娘は、その日の午前中からイオンモールに遊びに行ってました。 でも、たまたま早めに帰ってきてて。 長男はそのイオンモールのフードコートでバイトしてるけど、その日はたまたま休みでした。
山の母を迎えに行く
山のほうに住んでる母に電話したら、大きな揺れと余震で取り乱して、過呼吸みたいになってました。 「もう少ししたら迎えに行くから」と伝えて、余震が少し落ち着いたかなというところで、2時間ほど経ってから車を出しました。
道は、こんな感じでした。

大きな石が、山側の柵をこえて車道まで落ちてきてました。 正直かなり危なかったけど、行くしかない。 ペットと母を乗せて、無事に帰ってこられました。
帰ったら、水が止まった
水を確保しようとしてた、ちょうどそのタイミングでした。
電気が止まらなかったのは、ほんとうにありがたかったです。 うちはテレビを置いてないので、イオンモールが大変なことになってるのは、子どものバイト先の連絡で知りました。
29日 人と水に感謝
朝から一日中、水は出ませんでした。 長男が「昼から業務スーパーが開くらしい」と教えてくれたので、娘と買い出しに行きました。 食料を少しと、12リットルの水の容器をふたつ。
レジを通してるとき、娘にこんな話をしました。
「まだ余震もあってる危険な中で、お店を開けるって判断してくれた人がいる。 自分の家だって大変なはずなのに、地域の人のために働きに出てくれてる人がいる。 だから今、こうやって買い物ができてる。それを忘れちゃダメだよ」って。
そしたら、レジのおばちゃんがボソッと言いました。
「そう言ってもらえて、ホントにありがたい。」
少しでも労えてよかった。

飲み水と料理の分が足りなくなりそうだったので、町の給水にも行きました。 ただ、来た人ひとりにつき6リットルまで。 自分と子ども2人、それに連れてきた母を入れると4人。それだけだと足りない。 結局、山まで水を汲みに行きました。
この日は自分の誕生日だったけど、お誕生会は中止。 友達がいいお酒を持ってきてくれたけど、「いや、今じゃないな」って笑いました。
30日 風呂に入れない
断水はまだ続いてました。 トイレを流すために風呂に溜めてた水も、だんだん減ってきます。もちろん風呂には入れない。 それでも、ご飯はちゃんと食べられました。案外、なんとかなるもんですね。
「うちの風呂、使っていいよ」と声をかけてくれる人もいました。 ありがたかったけど、子ども2人と母親を連れて4人で押しかけるのは、さすがに申し訳なくて行けませんでした。
夕方、母がだいぶ落ち着いたので、山の家へ送り届けました。 山の家は水が出ます。ただ、蛇口をひねったら泥水でした。

しばらく出しっぱなしにしたら、白く濁るくらいまでにはなりました。 シャワーは浴びられたので、みんなで順番に浴びさせてもらって帰りました。 3日ぶりでした。
31日 朝、水が出た
水圧は弱いけど、見た目はきれいな水でした。 今はだいぶ戻ってきてます。
この4日のあいだ、お店を開けてくれた人がいて、給水車を出してくれた人がいて、道の岩をどけてくれた人がいました。 そういう人たちに支えられて、ここまで来ました。
まだ水が出ていないところもあります。 今度はこっちが、誰かの支えになれたらと思う。 大変だけど、手を取り合って乗り越えていきましょう。